サステナビリティ

SUSTAINABILITY

国連が提唱する持続可能な開発目標（SDGs）は世界各国が取り組んでいますが、
国単位だけではなく、各企業単位でも取り組むことも大切であると考えております。
株式会社マルサンでは、今を生きる責任世代として
「次世代につながる豊かな未来の創出」の一助となるべく、
社業を通じ取組んでいます。

農場の生産性を上げ働く人々を増やし、
生涯安心して働けるように

農場の生産性を上げ、働く人々を増やし、
生涯安心して働けるように

株式会社マルサンの鶏卵は、成鶏農場から生産されます。
そのため、成鶏農場とは非常に密接で重要な関係性を持ち、従事する人々も非常に大切な存在です。
お客様に安心と安全の鶏卵製品をお届けするためには、従事する人々の知識と、清潔な施設、働きやすい環境が最も重要と考えており、これらの整備はもちろん、さらに向上させることで、生産性も上がると考え、日々様々な取り組みを行い挑んでいます。
現在では、輸出も含め多くの方からご依頼をいただけ、従事する人々も増えており、生涯安心して働けるよう時代の変化にも対応しながら取り組んでまいります。

働く人が生き生きと
人間らしく毎日を送れるように

株式会社マルサンは、男女、ジェンダー、人種も年齢も関係なく、個々のやる気やスキルにそった適材適所を採用しています。そのため、女性・男性のリーダーもおり、また年配者の雇用・継続雇用、外国人の受け入れなども行い、幅広い分野や立場で皆様に活躍いただいております。
また、女性特有の事情や男性の育児などにも対応できる当社独自の雇用形態や休暇等も導入しています。
人々が人間らしく毎日を送るためには、平等であり、個の事情に対しても理解を示し、皆んなで助け合い支え合う精神も大切です。私たちは人々を大切に思う企業であり続けたいと考えています。

再生可能エネルギーで
自給自足を実現

広島市安佐北区白木町の液卵工場では、太陽光発電を設置し、再生可能エネルギーを活用した自給自足の電力を活用しています。
地球温暖化や資源の枯渇など、豊かな地球を未来に繋いでいくためには、再生可能エネルギーへの転換は非常に重要と考えています。
私たち株式会社マルサンでは、「電気」という、必要不可欠なエネルギーを少しでも大切にすべく、再生可能エネルギーの活用をはじめ、ＬＥＤ電球の利用、無駄な利用を控えるなど、様々な取り込みを行っています。

廃棄物を軽減し、
再利用に取り組む

鶏糞を廃棄せず肥料として再生

良質な鶏卵生産に鶏は欠かせない存在です。
そのため、どうしても鶏糞が発生します。株式会社マルサンでは、この鶏糞を廃棄することなく、当社の発酵装置（コンポ処理）にて発酵させ、発酵鶏糞として商品化し提供しています。
これにより、農家では従来の化学肥料や農薬だけに頼るのではなく、鶏糞肥料を利用することで、資源を循環させることができる循環型農法に貢献しています。また、肥料（醗酵鶏ふん）製造では有機ＪＡＳを取得しており、「有機野菜」などの表示がされた農産物生産にも貢献しています。

鶏卵殻を廃棄せず土壌改良剤として再生

当社では、食品製造企業様にお届けする鶏卵の殻を割り中身を取り出した「液卵」も製造しています。
この液卵製造を行う際に出るのが鶏卵の殻ですが、この殻を廃棄せず、乾燥後、粉砕し土壌改良剤として商品化し提供しています。鶏卵殻を再利用することで、廃棄物の軽減に貢献しています。

梱包材の変更で廃棄物を減少

業務用の鶏卵のトレイを、ダンボール等の紙類で出荷していますが、商品名「シュリンク卵（回収用）」ではプラスチック製にして出荷し、回収されたトレイを洗浄・消毒を行い、トレイとして再利用（リユース）しています。また、液卵の通い桶も同様の工程を経て再利用しています。これにより、出荷先でダンボール等の紙類を破棄することが無くなり、また資源を利用し製造されるダンボール等の利用も大幅に減らすことが可能となりました。積極的に廃棄物減少を目指し、地球環境にも貢献する取り組みを推進しています。